心内修復術から1年経過して運動会に参加できるまでになりました。

運動会 家族の歩み

心内修復術を受けたのが2017年11月でしたので、1年が経過したことになります。

この1年の間で、ヒナちゃんは僕たちの想像をはるかに超えるスピードで成長してきました。

僕たち家族にとって、この1年間はすごく楽しい時間となりました。

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術後1年で明らかに体力がついてきました

風邪をひいても重症化しなくなった

心内修復術を行うまで、「風邪をひかせてはいけない」という制限の中で過ごしてきました。

それでも冬場などには、上のお兄ちゃんたちが保育園でもらってきた風邪に感染し、血液中の酸素量もすぐに低くなり、【風邪=入院】というケースを数回繰り返しました。

一時期は肺炎になりかけたこともあり、毎日ハラハラしながら過ごしていた記憶があります。

それでも心内修復術を行ってからは、風邪をひくこと自体が少なくなり、風邪をひいても鼻風邪だけで治まったり、入院するような重症化はしなくなりました。

完全とまではいかなくても、手術によって心臓からの血流が正常なものに近づき、体内に送られる酸素が増えたことによって体力がついたことで、ヒナちゃんは風邪をひきにくくなりました。

食欲も出てきた

体力がついてきたお陰で、よく噛み、飲み込むことができるようになりました。

食欲も出てきて、離乳食も無事に終えて、2歳になった今ではお兄ちゃんたちと同じようにご飯を美味しそうに食べています。

食べる量も増え、女の子ですが4歳のお兄ちゃんたちと同じだけの量のご飯を食べるようになりました。

兄妹で遊べるまで体力がついてきた

2歳のヒナちゃんと4歳のお兄ちゃんたち、成長や体力に差がありますが、一緒におしゃべりをしたり遊んだりして毎日楽しく過ごしています。

ケンカをしたり泣かされたりもしますが、それでも果敢にお兄ちゃんたちに挑んでいったり、ときには「お兄ちゃん!それはダメよ!」と釘を刺す場面も見ることができます。

保育園ではじめての運動会に参加

この1年で涙が出るほど嬉しかったことのひとつが、保育園の運動会に参加できたことです。

走ったり跳び箱を乗り越える姿も

ヒナちゃんが房室中隔欠損症と診断されたときは、まさかこんなに早くヒナちゃんの元気な姿を見ることができるとは思いもしませんでした。

2歳児の参加種目は1つでしたが、それでもパパと一緒に走ったり、小さな跳び箱に上って下りたり、楽しく過ごすことができました。

運動会が終わった後もお昼寝で体力回復

この日は朝降っていた雨が上がり、真夏のような太陽に大人でもくじけそうになる1日でした。

そんな中でもヒナちゃんは元気に乗り切り、途中でお昼寝をしながら運動会を締めくくりました。

運動会は14時に終了し、家に着いてお昼を食べたらお兄ちゃん達とお昼寝をして体力も回復。

さすがに疲れたのか、次の日は鼻水や咳が出ていましたが、数日で体力も回復し今では元気に走り回っています。

最後に

心内修復術を終えて1年、ヒナちゃんは心臓の手術を行ったことを忘れてしまうくらい元気に毎日過ごしています。

もちろんこれからも1年に2回の定期健診は欠かせません。

新しく作った心臓の弁の動きも悪くはありませんが、まだ完璧ではなく若干の血液の漏れが確認できます。

先生の話では「問題ない範囲」とのことですが、やっぱり親としては少し心配です。

それでも僕たちは生きていくヒナちゃんを応援しながら、これからも一緒に歩んでいきます。

今のところヒナちゃんの心臓は順調です。

このまま、ずっと心臓のことを忘れてしまうように、そうなればいいなと希望を胸に明日も元気に「おはよう」がいえますように。。。

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