肺動脈絞扼術を終えて数日が経過

家族の歩み

ヒナちゃんが肺動脈絞扼術(はいどうみゃくこうやくじゅつ)を終えて数日が経過しました。

肺動脈絞扼術とは、房室中隔欠損症(ぼうしつちゅうかくけっそんしょう)の治療を目的とした手術で、肺動脈へと流れる血液を少なくするためにリボン状のテープを肺動脈に巻くと言うものです。

参考: 房室中隔欠損症の治療で行う肺動脈絞扼術とは?

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術後の様子

手術の前には執刀医の先生に、

「手術後は顔や体がむくんでいてショックを受けるかもしれません」

と言われていました。

実際に手術を終えて見たヒナちゃんは、言われていたようにショックを受けるほどではありませんでした。

それでも、体に繋がるいくつものチューブや傷跡は僕らの脳裏に焼き付くものでした。

手術後の心配と時間の経過

手術も無事に終わり、これで少しだけ一安心です。

しかし、心臓に手をつけてはいなくても、肺動脈絞扼術は大きな手術です。

小さな、まだ生まれたてのヒナちゃんは大変よく頑張りました。

それでも術後の心配はたくさんありました。

  • 術後24時間は肺動脈が敏感になっているため絶対安静
  • 感染症や合併症のリスク

まずは24時間、NICUの先生や看護師のみなさんのお陰で乗り切ることができました。

術後4日経過

ヒナちゃんの生命力と先生たちの尽力もあって、4日目にはほとんどのチューブを外すことができました。

泣いてしまうと心臓に響くため、お腹が空いても泣かないように抱っこをして乗り切ります。

少しずつ母乳を飲むことも再開し、ママからもらった母乳を哺乳瓶で少しずつ少しずつ飲んでいきます。

約10ccほど飲めるようになりました。

そして、明日には抱っこもできるようになると嬉しい報告が先生からありました。

術後5日経過

奇跡的な回復です。

術後5日にして酸素吸入などのチューブが全て外されました。

そして母乳も直接ママから飲むことができ、90cc近くをあっという間に飲み干しました。

いきなりたくさんの母乳を飲んでしまうと水分を摂りすぎてしまうので注意が必要です。

それでも奇跡的な回復に僕らは喜びました。

このまま行けば来週には抜糸です。

退院までの流れ

これから少しずつ食欲も出てきて、抱っこもできるようになり、少しずつ今までの生活に戻っていきます。

今までと言っても、生まれてすぐNICUでの入院生活だったんですが。

それでも、また抱っこしたり、カンガルーケアをしたり、母乳を飲ませたりできるようになります。

退院は様子を見て2~3週間後

このまま順調に回復してくれれば、術後2~3週間で退院することができます。

初めての我が家です。

病院内では生まれてすぐに上の子どもたちとも会うことができましたが、我が家で家族が全員揃うのは初めてです。

もう新しいベビーベッドも注文して、ヒナちゃんの帰りを今か今かと待っています。

参考: Amazonベビーベッド一覧リスト(カスタマーレビュー4つ以上)

僕らの気持ちは、

「早く時間が過ぎて欲しい」

「何もなく、ただ退院までの時間が早く過ぎて欲しい」

退院までの時間が遅れれば遅れるほど、ヒナちゃんに何かが起こってしまうことになります。

何もなく、ただ退院まで無事に・・・

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